サブプライム考(5)
日経新聞ではサブプライムの全体像を示そうと懸命である。11月27日付けの報道によると、20006年の米住宅ローンの残高は約10兆ドル(1080兆円)で、15%がサブプライムが占めている。このため、米住宅ローンの残高は1兆5千億ドル(160兆円)である。ベアスターンズのアナリスト、デービッド・ヒルダー氏は、サブプイム住宅ローン市場を2兆ドル(216兆円)としているので、やはりその辺であるようでだ。損失予想を同氏は、2500億ドル(27兆円)としているが、27日に欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ仏中銀総裁も、同じ2500億ドルではないかと予想している。
残高が2兆ドルなら、12.5%、1兆5千億ドル16.7%になる。大手銀行の損失見込み率の20%と比べると低い数字である。アメリカでの不動産市場の低迷、と言うよりむしろ不動産不況が予想される状況では、20%でも遥かに低い数字のような気がしてならない。
一方、国内金融機関の保有高は依然として、銀行や信用金庫の9月末の保有高が1兆3千300億円との金融庁の発表だけで、それ以外の保険会社や証券会社などの数字の全貌が明らかでない。
また、投資信託なんて物をやったことはないし、今後もやるつもりもないのだが、この投資信託、特に国際投資信託にサブプライムが組み込まれていないのか?その投資信託は名目上誰が所有しているのか?個人か、投資会社か?判る方は教えて欲しい?
そして、もしサブプライムが組み込まれている投資信託が個人に所有されているとしたら、今後多大の損失が個人が所有している投資信託に反映されるのであろうか?そうしたら、これこそ大きな問題になりはしないか?素人ではわからない話である。


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